六年生のみなさん、並びにご父兄の皆様、本日はご卒業おめでとうございます。

みなさんとは二年間もコロナに振り回されて思うような活動が出来なかったことは本当に悔やまれます。さらに、一昨日の地震が追い討ちをかけるように襲い掛かるなど、ゴールを目前にして思いがけない惨事が起こりました。こちらはみなさまにはお怪我やご不便などありませんでしたか?

さて、選手のみんなにとってこのコロナ禍の中で一番失われたものはなんでしょう?それは大人のわれわれでも同じですが、人とのコミニュケーションだと思います。

人から離れなさい、しゃべらないでください、触らないでください、など、日頃は大切にしたい人との接触がすべてNGワードとされ、学校や社会でも徹底して管理されてきました。

しかし、ことサッカーにおいてはコミニケーションなくしては意志の疎通も感情の共有もできません。

十一人の心、と書いて、志、となります。志とは、チームのために自分が頑張る、自分を高めるためにチームがある、その相互を成すために必要な気持ちです。

いつまで続くかわからない混迷のコロナ禍の中で生き抜きには、まず、根底にそのことを刻んでください。

AGで学んだことがみなさんの将来に少しでも役に立つことを願います。

最後に、まずはこのような環境の中、みなさんには無事卒業を迎えられましたこと、心よりお慶び申し上げます。

AC ARGENT 監督 小野祐治